施設の概要 |
敷地 :1,513u
建築物:2階建。うち1階を共同試験場として使用し、試験室・化学室・恒温室・粉砕室・
工業組合事務室がある。2階は協同組合事務所になっており、会議室がある。 |
特別に実施している試験項目 |
(1)試験研究
・凍結防止剤がコンクリートの耐久性に与える影響
・養生温度の違いによるコンクリート強度の調査
(2)試験技量のPR等
・国土交通省中部技術事務所とのアルカリシリカ反応性並行試験実施
・セメント協会OC共通試験に参加 |
今後の課題と方針 |
(1)社会的評価の向上に努める
試験場が公的試験機関として認知されつつある現状を踏まえ、更に技術レベルの向上と試験に
対する厳正中立を基本とした運営を図る。
(2)試験研究の充実
試験場が単なる試験機関から新技術などの開発研究及び研修機関として期待されることに鑑み、
職員の能力の養成と施設の充実が必要なことから次の点を推進する。
@ 全国生コンクリート工業組合連合会中央技術研究所との連携をより密接にする。
A 研修会、講習会、研究報告等に参加し人材の育成に努める。
B 試験設備の充実を図る。 |
試験項目 |
●骨材試験 |
ふるい分け |
細骨材の密度及び吸水率 |
粗骨材の密度及び吸水率 |
細骨材の有機不純物 |
粘土塊量 |
微粒分量 |
粗骨材の軟石量 |
単位容積質量及び実積率 |
密度1.95の液体に浮く粒子 |
細骨材の塩化物量 |
粗骨材のすりへり減量 |
安定性 |
粒形判定実積率 |
ASR化学法 |
ASRモルタルバー法 |
細骨材の砂当量 |
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●水質試験 |
塩化物イオン量 |
水素イオン濃度 |
セメントの凝結時間の差 |
モルタルの圧縮強さの比 |
全蒸発残留物の量 |
溶解性蒸発残留物の量 |
懸濁物質の量 |
スラッジ水の濃度 |
スラッジ固形分の密度 |
スラッジ固形分中の砂分含有率 |
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●コンクリート試験 |
試し練り(圧縮・曲げ) |
曲げタフネス(靱性)試験 |
硫黄キャッピング |
スランプ |
空気量 |
塩化物含有量 |
ペーストキャッピング・養生 |
ブリーディング |
型枠掃除 |
静弾性係数・ポアソン比 |
非破壊強度(シュミットハンマー) |
単位容積質量 |
中性化 |
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●現場出向 |
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●セメント試験 |
密度 |
粉末度(比表面積又は網ふるい) |
安定性 |
圧縮強さ |
曲げ強さ |
凝結 |
強熱減量 |
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●試験器具検査 |
エアーメーター キャリブレーション |
単容ます キャリブレーション |
塩化物含有量測定器検査 |
シュミットハンマー検査 |
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●製造設備検査 |
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●土質試験 |
土粒子の密度 |
土の含水比 |
土の粒度(沈降分析なしの場合) |
土の粒度(沈降分析ありの場合) |
土のpH |
土の液性限界・塑性限界 |
突固めによる土の締固め |
設計CBR |
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●路盤材料試験・再生路盤材料試験(岐阜県土整備部認可項目) |
粒度 |
密度及び吸水率 |
すりへり減量 |
液性限界・塑性限界 |
突固めによる土の締固め |
修正CBR |
不純物量 |
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●その他 |
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